Basic Structure of a Tooth
歯の基本構造
エナメル質
歯の表面を覆う、人体で最も硬い物質。食べ物や飲み物の酸、歯ぎしりなどから歯を守る役割を持つ。しかし、エナメル質は一度損傷すると再生しないため、ケアが重要。
象牙質
エナメル質の内側にある層で、象牙質は歯の大部分を構成している。象牙質には無数の細かな管が通っており、刺激が歯の神経に伝わりやすいので、敏感な部分でもあります。
歯の神経
歯の内部にある歯髄 に位置し、歯全体の感覚をコントロールしています。歯神経は、冷たい・熱いといった温度や、強い圧力を感じ取るため、食事中や外的な刺激に対して反応します。歯神経はまた、歯に栄養を供給し、歯を健康に保つ役割も持っています。
歯肉
歯の根元を覆い、歯を支える重要な組織です。歯肉は歯槽骨を覆い、歯と歯の間をしっかりと密閉することで、細菌や食べ物の残りかすが歯根に侵入するのを防ぎます。また、健康な歯肉はピンク色で引き締まっており、審美的にも歯の見た目を美しく整えます。
歯根膜
歯を歯槽骨に固定する繊維状の組織。クッションのように機能し、噛む力を吸収して歯を守る役割を果たしています。